モペットがたたずむ路地
このごろフジペットEEで撮影していることは以前もお知らせしたが、先日、これを持って町を歩いてみた。
黄昏にはまだ少し早い午後、路地をぬけた先にカフェの看板をかかげる店を見つけた。店先には、赤いバイクと黒いモペットがたたずんでいる、どちらも名前は知らないが古い欧州映画に登場していたような形をしている。
この風景、看板と電柱に日本語の文字がなければ、パリのカフェと言っても通じるかも。実は、このカフェの近くにはパリ出身の方が経営する、気楽に入れるビストロも最近出来た。古い下町ながら、なぜかヨーロッパがとても似合うのが不思議だ。
それにしても、このカメラで撮影すると、現代の風景が古めかしく写ってしまうから面白い。トイカメラで遊ぶ若者の気持ちが少し分かるような気もするが、でもこれはオモチャではなく、じつに真面目に作られたカメラなのだ。と言っても、分からないだろうな・・・。
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