高品質ライブ音場の再現
オーディオマニアに興味深いニュースが発表された。 ”NHKは、1月29日、東京フィルハーモニー交響楽団と共同で「高品質ライブ音場再現方式」の実験を行う”。簡単に言えば「演奏が行われている会場で集音し、それを別会場であたかも本物の演奏が行われているように再生する」実験らしい。
じつはNHKは以前から、高臨場感システムを研究しており、その中に「高臨場感音響システム」というものがある。これは22.2マルチチャンネルという方式で、部屋の前後左右上下に22個のスピーカーと2個のサブウーファーを配置し、生に近い音場を再現することを目指している。
たぶん今回の試みも、この22.2chの延長にあるのだろう。
ところで、一部報道によれば”再生会場は非公開”となっているが、これはちょっと勿体ないような気がする。希望者を募集をして再生会場に座ってもらった方が実際の演奏会場の状況により近づくし、それに公共放送なのだから、その活動はもっとオープンしてもよいのではと思うが・・・。
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