みちくさする
前日の雨がすっかり止み青空が広がった日曜日、古本フリマ「みちくさ市」が開催されている鬼子母神へ向かう。
副都心線へ乗り換えようと都営新宿線を新宿三丁目駅で下車したら、改札を出たところで待ち合わせをしているらしいグループ。さすが新宿は人が多いなと思いながら、人ごみをすり抜けながら地下道を歩く。
途中、伊勢丹によりみちするが、行列を前にして早々に退散。
いまや”行列ができる・・・”を、お店の良さを示すように取り上げるTV番組があるが、お客さんを外に並ばせるようなお店はダメだし、そこに並ぶのも好ましくないのが本当らしい。先日読んだ「昭和恋々」の中で山本夏彦は、”飲食店に行列するのは以前は恥だったのである”と書いてあった。
雑司が谷駅で下車し、雑司が谷・鬼子母神通りを歩けば、古本師匠、古書講座仲間の人々、谷根千の一箱古本市でお会いした人などが商店街のあちこちに。
今回が第一回の「みちくさ市」だが、さすが古本エキスパート集団「わめぞ」がサポートしているだけあって、各店がうまく配置されている。各出店スペースが広く、とてもゆったりしているのがじつにいい感じなのだ。これはストリート系の古本フリマとして定着してほしいイベントだ。
「みちくさ市」は、年4回開催となっており、次回は7月25日(土)が予定されている。
さて次の日曜日、5月3日は、谷根千での一箱古本市が開かれる。じんた堂は、猫町カフェ29に出店する。
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