弾丸日帰り古本旅行・仙台編
土曜日は、普段は、なかなか行くことが出来ない東京以外の古本イベントに出かけた。
6月20日、21日に仙台で行われている「古本縁日in仙台」に、わめぞの皆さんが参加している。
イベントの日程・場所は、「古本縁日in仙台」と「わめぞblog」。
東北新幹線で東京から1時間40分、仙台駅のホームに降り立つ。東京同様に曇り空だが、少し気温が低く体にまとわりつく湿気が少ない、これだけで北へ向かったことを実感する。地下鉄に乗り、「書本&cafe magellan(マゼラン)」のある春日町へ向かえば、下車駅(勾当台公園駅)でカバンを持ったわめぞメンバーのKさんに出会う、泊りがけだそうだ。
マゼランにて、退屈男さんと旅猫さんに出会う。さすがに二人ともわめぞで活躍されている歴戦の勇士、存在感がある。
ここで「食の自叙伝」(文春文庫)を購入。タイトルだけをみれば、よくあるグルメ本のように見えるが、じつはこれは昭和面白本。
まず取り上げられている顔ぶれだが、「淡谷のり子」「北野武」「ルーテーズ」「塩見孝也」・・・と、歌手、芸人、鉄人、過激派と、いずれも一癖も二癖もある人ばかり。しかも主題は食となっているのだが、鉄人ルーテーズは繰り返し”力道山の思い出”を語り、塩見孝也は徹頭徹尾”塀の中の生活”を語っている。月刊マルコポーロに連載されていたものだが、よくぞ文庫化したと感心してしまう。
マゼランから火星の庭に向かうため、広い大通りを歩く、通り沿いに並ぶ木々の大きさに感動。「青葉繁れる」を実感。
火星の庭の棚は、サブカル系・アート系のいい本が目立つ。しかし、ここで東京へ戻る時間がせまってきたので時間切れとなり、あわてて駅へ向かう。ホームに上がったら、ちょうど東京行きが入線、ギリギリで間に合う。滞在4時間弱というあわただしい弾丸ツアーが無事完了。ほっとしたのもつかの間、もう次のツアープランの話しが上がってきた、できれば弾丸でなく大名ツアーで行きたいのだが、はたして次は・・・。
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