風に吹かれて
TVのワイドショーでも紹介されたが、ボブディランが警官に職質されたニュースが新聞に掲載されていた。
危ない事件の話しでなく、職質した若い警官がボブディランの名前を知らなかったという話しだが。
現在、ボブディランは68歳、その職質した警官は24歳とある。
ところで、これをニュースとして配信したのはAP通信だが、はたしてこれを書いた記者は何歳だろうか?もしボブディランと同じ世代であれば、今の若者はボブディランも知らないのかという論調になるし。もし警官と同世代の若者であれば、たまたま職質したら昔有名な歌手だったという、ビックリ話しの論調になる。同じニュースでも、その受け取り方というか反応は、世代によって異なりそうだ。
さて、あなたはボブディランの名前を聞いて何を思い出すだろうか?私は、ディラン本人が歌った「風に吹かれて」、そしてガロの「学生街の喫茶店」。この二つの歌は、かたやアメリカの社会運動の象徴となり、かたや日本ではフォークソングのポップス化のさきがけとなったのだが。
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