小さな音楽堂@小布施
忘れないうちに、小布施で見つけた建物について報告。
小布施を歩くと、いたるところで土蔵をみかける。白壁が輝くものもあれば、風雪にさらされ土壁をさらしているものもあるが、いづれもまだ使われているものが多いようだ。
茶色の太枠で縁どられた窓、建物側面のアーチ状の柱、どうもただの住宅ではなさそう、礼拝堂だろうか・・・。
洋館に近づくにつれて、ピアノの音がだんだん大きくなった。子供が練習しているのか、同じメロディを何度も繰り返し、ときどき小さな声も聞こえてくる。先生が指導しているらしい。
建物のすみで小さな看板を見つけた、太い文字で「音楽堂」と書いてある。
近づいて見上げれば、窓枠の上にレリーフのような飾り、軒下に風通しのために開けられた穴も、デザインされている。細かい仕事が見事な音楽堂である。
| 固定リンク
コメント