ご来店ありがとうございました
4月29日、谷根千一箱古本市に来ていただいた皆様、ありがとうございました。
天気予報ではにわか雨が心配されましたが、ほぼ快晴、ときおり強い風が吹きましたが、それが強い日差しの暑さを和らげ快適な一日となりました。
根津教会前の一箱古本市は、教会バザーとの同時開催、さらに根津神社帰りの人が加わり大賑わいとなり、出店者全員大忙しとなりました。
さて今年のじんた堂は、東京本、そのなかでも昭和本(なにしろ4月29日は昭和の日ですから)を揃えました。はたしてキレイナなオシャレな本が数多く並ぶ谷根千一箱古本市で、昭和の古い本が売れるかと心配したのですが、はたしてその結果は・・・
「わたくしの東京地図」(高橋義孝、昭和39)は、女子が購入。「東京の12章」(池田弥三郎、昭和39)は、近々結婚される若いカップルが購入。「私説東京繁昌記」(小林信彦、昭和59)+東京気侭地図」(神吉拓郎、昭和56)も、女子がセットで購入。さらに、これはコレジオ特別提供の最新刊本ですが、「川の地図辞典」も女子が購入。
オジサン世代からは、これらの本は、どうみても女子向けに見えないのですが、まさしく古本女子パワー恐るべしを実感しました!
また今回は、かつて東京クリップ(古書との出会い)で紹介した「東京の旅」(松本清張・樋口清之)、「たべあるき東京横浜鎌倉地図」(山本嘉次郎)、「江戸古地図散歩」(池波正太郎)など昭和の実用本を放出しましたが、こちらもすべて新たオーナーの手に渡っていきました。
市川糂汰堂にお立ち寄り頂いた皆様、ありがとうございました。
最後に、このような素敵な場所を貸していだいた大家さんの根津教会、また出店者をサポートしていただいた一箱助っ人の皆様に感謝の言葉をおおくり致します。
なお、谷根千一箱古本市は、5月2日にも開催されます。もちろん、じんた堂も客として出かける予定です、皆様もお出かけ下さい。
(写真は、当日、根津へ向う途中で見かけた川のように散る八重桜の花びらです。忙しくて、自分の箱の写真を撮るのを忘れてしまいました)
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コメント
目の前で「私説東京繁昌記」(小林信彦、昭和59)+東京気侭地図」が売れていきました。残念ではありましたが、若い女性がじんた様の話しに耳を傾け、買うと決められた光景に何か「良かった良かった」と思った次第でした。またどこかでお会いできるのを楽しみにしております。
投稿: odainodozo | 2010/04/30 12:52
odainodozoさん、いつもお立ち寄りいただきありがとうございます。
あの若い女性のお客さんは、東京気侭地図の中にご自身が現在働いているお店の昔の話をみつけ、ご購入を決めたようです。こういう出会いも古本の楽しみかと・・・。また機会がありましたら、よろしくお願い致します。
投稿: じんた堂 | 2010/04/30 20:12
29日はお天気にも恵まれ、売上げも上々でした。
昨日、ミュ・ブックスさんでは一足違いでお会いできなかったようです。
29日に更新された一箱の平均売上げもあっさり塗り替えられました。
明日、NHK総合の「Bizスポ」(23:25~)で昨日の様子を放送予定とか聞きました。
投稿: 脳天松家 | 2010/05/03 11:26
脳天松屋さん、コメントありがとうございます。
2日は、ここ数年の一箱古本市の中でも最高な陽気だったような。私も全スポットを回りましたが、初参加の箱も含めて、どこもお客さんが多くて賑わっていましたので、売り上げ記録更新も納得です。今年はイベントが多くありそうですので、またどこかでお会い出来るかと思います。そのときは、よろしくお願いします。
投稿: じんた堂 | 2010/05/03 20:22