曇りのち晴れときどき雨の古本市
深川での古本市も無事終了、今回も様々な人・本との出会いがありました。
まずはユニークな店主さん達を紹介。
移動古書店をされていたSmoke Booksは、千葉県下総中山に新店舗:見世蔵を開店されました。千葉方面の方は注目の古書店が登場です。
甘夏書店は、向島鳩の街で「ふるほん日和」を企画・運営されているだけあって、コンパクトながら上質な箱を出品。次回「ふるほん日和」は、10月30日開催予定だそうです。
地元の古書愛好家であるドリームブックスは、メルヘン調の値札スリップを本に挟んでいました。なんと全て子供さんの自作ということですが、そのデザイン・完成度は我々大人をしのぐ素晴らしさ、値札スリップだけに使うのは惜しいほど。将来が楽しみなファミリーです。
POP広告・本カバーが素晴らしかった「しまぶっく」さんは、元大手書店勤務。そのキッチリした仕事に、関係者一同大絶賛。ただいま新規開店準備中だそうで、これは要注目のお店です。
地元在住の詩人の方が出店されたf451は、詩集に加えて70年代サブカルチャー代表作家である植草甚一の本を並べていました。辻征夫の詩集もありましたが、やはり売れていました。
元プロカメラマンの「めだか屋」は、雑誌バックナンバー、ムックや文庫を均一で出品されていました。珍しいところでは、ちょっと古いビデオカメラを出品していました。
そのほか東京セドリーヌ、AkiBooks、旅猫など常連のお店が、それぞれ格安の本や雑貨を販売しました。
ところで毎回感心するのですが、十数箱ある箱のそれぞれが異なる表情を持っていました。本棚を見れば、その人の好みが分かると言われますが、それは一箱という限られた小さな世界でも同じようで、十人十色、十箱十色のようです。
最後に、天気が目まぐるしく変わるなか来店して頂いた皆さん、運営を担当された深川いっぷくスタッフの皆さん・リコシェさん、地元の皆さん、ありがとうございました。
| 固定リンク
コメント