清澄白河の新しい風「しまぶっく」
しばらく前から話題になっていた「しまぶっく」が、清澄白河の資料館通りに9月23日開店。
「しまぶっく」は、清澄白河駅から江戸深川資料館前をすぎて交差点を渡りしばらく進んで、呉服田巻屋の手前にある。
広い間口の店先には100円や200円の均一箱や特価品箱が並び、店内は板張り床、壁にそって真っ白な本棚が並んでいる。店の右半分が古本のエリア、左半分が洋書新刊本のエリアとなっているが、古本といってもキレイなものが多く、店内どこにいても古本屋らしい薄暗さはなく明るい雰囲気があふれている。
日本文学・東京本やエッセイなどが並ぶいっぽう、洋書のアート大判本やカラフルな絵本や雑貨も充実し、どこかインターナショナルな雰囲気がある。ご主人は、外国人が多く住む港区の大手書店に長い間勤務していたそうで、そこでの経験が店作り・品揃えに生かされているのだろう。
深川・清澄白河というと下町雰囲気どっぷりな場所のような印象があるが、じつは現代美術館、インターナショナルスクール、ヨーガンレール本社など、外国人密度が高い。まだ開店して間もないが、「しまぶっく」のもたらす新しい風は、これからどのように発展するか楽しみである。
なお清澄白河では、しまぶっくから現代美術館方面に歩いて3分「eastend TOKYOBOOKS」が開店。こちらもユニークな品揃えで目が離せない。eastend TOKYOBOOKSの紹介はこちら。
「しまぶっく」の住所は、東京都江東区三好2-13-2、月曜日定休
| 固定リンク
コメント