橋めぐりミニツアー:兄弟橋
兄弟橋と書くと演歌のタイトルと間違われそうだが、本物の橋の話しである。
以前、二重アーチの深川萬年橋を紹介したが、その正式な形式名はタイドアーチ。「東京再発見」(伊東孝、岩波新書)によれば、最初のタイドアーチは品川に架けられた八つ山橋だそうだが、この橋はもう無い。しかし、同形式の橋として秋葉原-御茶ノ水間にかかる鉄道橋を紹介している。昌平橋交差点上にかかる総武線の鉄橋である。
昌平橋の上からみると、この鉄道橋は萬年橋とまったくそっくりで、兄弟といっても良いほどである。道路橋と鉄道橋には、第一回橋巡りツアーで立ち寄った大横川に架かる福寿橋に、汽車製造が1929年に製造したことを示す製造銘板が残されているように、設計・製造に重なる部分がある。
さて11月20日・21日に開催を予定している第二回深川橋めぐりミニツアーでは、20日(土)の北(清洲橋)コースでこの萬年橋を訪れる。橋めぐりに興味のある方は、「ふるほんばし」ホームページ・橋めぐりミニツアーをご参照下さい。また、橋めぐりミニツアーに参加希望の方は、参加日(両日も可)・人数・氏名(家族などで参加の場合は代表者名)を記入のうえ、 ふるほんばし件名:橋めぐり宛てへメールでお申し込み下さい。
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