清澄白河の新しい風2「eastend TOKYO BOOKS」
清澄白河の深川資料館通りにもう一つの古本屋。
清澄白河の「しまぶっく」前の通りを、さらに現代美術館の方角に進むと、左側にArt Laboカフェ「深川いっぷく」、それに向い合うように通りの右側に「eastend TOKYOBOOKS」がある。あの古ツアさんも既にレポートされているので訪れた方も多いと思うが、従来は週末だけの営業だったが、今月から平日営業もされるようになったのであらためて紹介しよう。(2011/12現在、金、土、日のみの営業です)
店全体は白いトーンでまとめられ、きれいにディスプレイされたアート系ビジュアル本が目立つが、棚をよく見れば少しくすんだ純文学本やサブカルチャー雑誌もある。新刊の写真集や雑誌も何気なくおかれており、川島小鳥「未来ちゃん」が平積みされた台があればブルータスの最新号があったり、中原淳一のイラストが表紙となっている古いファッション雑誌があれば、本格的なJAZZLPレコードが入った箱もある。いわゆるセレクトショップのように店主が選んだ新旧のオシャレモノが並んでいる。
お店に置いてあるショップカードやチラシも、シンプルながらオシャレ。じつは店主さんは、某サブカルチャー・某大手書店に勤務されていたことがあり、本に関して幅広い知識をお持ちである。
近所には現代美術館に加えてギャラリーや写真関係の出版社があり、それらを巡ったあと立ち寄るのに最適な店である。さらにゆっくりするなら向かい側にあるArt Laboカフェ「深川いっぷく」へ、今春リニューアルし本格的スイーツメニューが充実、こちらもススメ。もちろん駅近くの「しまぶっく」も見逃せないと、いま清澄白河・資料館通りは素通りできない。
「eastend TOKYOBOOKS」の住所は東京都江東区三好3-9-6、定休日は月~木。
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