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2011/09/04

弾丸日帰り古本旅行第5弾(栃木編)

 タイトルはいつもの弾丸だが、今回は鈍行ユルユルの旅。

5dsc04280c 京成関屋駅・東武線牛田駅から北千住まで一駅だが、ここから接続がうまくいかず東武動物公園・南栗橋で乗り換え、ようやく栃木駅に到着する。駅前は、たたきつける雨で白く煙り歩行者の姿はなし。雨が上がるまでしばらく待ち、栃木一箱古本市の会場:山車会館を目指す。

 15分ほど歩き山車会館の前に到着すると1時過ぎ、まずは昼食をしようと大通りを先へ進むと、楽古市のポスターが貼っているレストラン。ここで限定オムハヤシを食べる、優しい味が好ましい。会計したときもらったパンフレットによれば、レストランALWAYSカマヤは、映画「ALWAYS3丁目の夕日」の撮影に使われた建物(映画では銀座の宝石店として登場)。昭和9年に銀行の支店として建てられ、現在はレストランカフェとして利用されているそうだ。

 ちょうど臨時運行しているボンネットバスが来たので、ALWAYSカマヤを背景にして撮影。ここだけ見れば昭和30年代での風景ですね!

 この付近、下野新聞支局、山本有三ふるさと館など、古い建物を利用した施設が集まっていて見所が多いが、ぐっとこらえて山車会館前へ急ぐ。広場に屋根付き+テーブルを置いた会場は、地元出版社の新刊本と古本屋さんが出店。コミック本から実用書まで、古本の種類は様々。下野新聞は地元だけあって、栃木関係の新刊本をずらりと並べていた。栃木の古い絵葉書を集めた本が気になったが、先客がずっと見ていたので断念。

 ここで「やまがら文庫」さんに出会い、本日の一箱大家さんと出店者が書かれた地図をもらう。土地勘のない私にとって大助かり、個別に配布しなくても良いから次回からは大家さんの場所を示す周遊コースの案内看板を出してほしい。山車会館から蚤の市通り、例幣使街道をたどって岡田記念館へ向うのだが、なかなか距離感がつかめず道を間違えたかと不安になるのだ。岡田記念館周辺でドンベーブックスさんとレインボーブックさんに会う。お二人とも全国区で活躍されているだけあって、本の品揃えが良く余裕の表情。

 ざっと見たかぎりでは、出店者もお客さんも皆さん落ち着いた雰囲気、そんな印象が残った栃木一箱古本市であった。

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