秋色満載
例年ならもう赤く染まるはずのモミジが、まだに青々と茂り、紅葉に間がありそうな東京。
昨日、家の近くを歩いていたら、突然目の前をなにか黒っぽいものが上から斜め下へ横切った。一瞬、鳥かと思ったが、それにしては飛び方に勢いがない。行き先を目で追うと、道端に落ち葉の吹きだまり。
ところどころ黒い斑点がある大きな葉は柿、表面がなめらかな小さな葉は百日紅のようだ、どちらもすっかり紅葉。実をたくさんつけている小枝も落ちていたので、近くのベンチの上に並べて記念写真、秋色満載だ。
それにしても紅葉はまだまだと思っていたが、なんのことはない足元ですでにはじまっている。上ばかりみていると自らの足元の変化に気づかない、これは季節の移りかわりだけに限らず全てに通じることもかもしれない。
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