ゴールは萬年橋と清洲橋
5月19日に予定しているフィールドワーク「小名木川を歩く」のゴールは萬年橋、そこから2~3数分で隅田川に架かる清洲橋となる。
どちらも関東大震災復興期に架けられ、しかも姿が美しいことで知られる。清洲橋は昭和3年、萬年橋は昭和5年に完成。
永井荷風の作品「深川の散歩」は、清洲橋を渡るシーンからはじまる。文末に甲戌(こうじゅつ)十一月とあるから昭和9年(1934年)に書かれたのだろう、当時の清洲橋から見えた隅田川沿いの風景、萬年橋とその奥に広がる深川の町の様子が詳しく述べらている。
この永井荷風の「深川の散歩」は青空文庫、岩波文庫「荷風随筆集上」で読むことができる。
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