寒い冬に向かって
東京も紅(黄)葉が目につくようになってきた。柿の実も色づき、日差しのなか明るく輝いている。
ところで今年は暖冬という話だったが、最新の3か月予報では「今年の冬は平年並みか平年より寒くなる」そうだ。正確に言うと、”平年並みの確率が40%、平年より寒くなるが40%”だそうだが、これは”平年より暖かくなる確率は20%しかない”と言ったほうが判りやすい。
それにしても専門家の使う言葉は難しい。たとえば”あるとはいえない”などは、”ない”といってくれと言いたくなるが、じつはそれはある確率をもとにしての判断なので、簡単に”ない”とか”ある”は使えないそうだ。”100%ない”とか”200%ない”とか聞くことがあるが、これは言葉の遊びでしかなく、あまり信頼できないのはご存じの通りだ。
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