もう迷わない?
複数の乗り換え経路があっても、あそこに行くならあの駅で乗り換えるという自分ルートをもっている人は多いようだ。
たとえば私は神保町から代官山へ向かうときは、半蔵門線でまっすぐ渋谷へ向かい地下で東横線に乗り換えていた。先日、工事がつづく渋谷駅の乗り換えが大変だと知人に話したら、”私なら新宿三丁目駅で乗り換えます”とおしえてくれた。
これは乗り換えアプリの第2候補として表示されるルートだそうだが、神保町から都営新宿線で新宿三丁目駅へ、そこで副都心線に乗り換えそのまま代官山へ向かう、東横線と副都心線に相互乗り入れしたので可能になったルートだ。たしかに、これなら渋谷の混雑をさけて代官山へ行ける。
サラリーマン時代の乗り換え検索の優先項目は、ただ一つ所要時間が短いことだったが、いまはアクセスのし易さに重点をおくようになった。乗り換えが分かりやすく混雑しない経路を選びたい。こうなると乗り換えアプリはあまり参考にならず、記憶の沼にうもれた情報をたよりにするしかない。しかし、この記憶もあいまいであてにならない。路線図と駅校内の配置図、あとは周辺の地図があればよいのだが・・・。
そんな路線図はないかなと思っていたら、「東京メトロナビ」という無料冊子を駅でみつけた。
サブタイトルに「この一冊で、もう迷わない」とあり、主要駅周辺マップと駅構内図・出入り口情報がまとめられている。地下鉄5路線の乗り換えができる大手町駅の各ホームの配置図もある。ここは四角形の四辺にホームがあり、ちょっと進む方向を間違えると延々と歩くことになるので乗り換え難関駅の一つだが、こうなっていたのかとなった。
急ぐときはアプリの利用もやむ得ないが、地図をみながらじっくり乗り換えルートを探すと街の形が分かるし、思いがけない発見もありそうだ。東京メトロナビは、外出時にカバンのすみに放り込んでおきたい一冊だ。
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