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2014/10/12

シミューレーション

 二週続けての台風にそなえて、地元ケーブルTVでは前回の台風で浸水した地点を映像で案内している。やはりあそこかと思える低い場所もあるが、なぜあんなところが浸水したのかと思う場所もある。ちょっと気になったので地元の洪水ハザードマップをアクセスしてみた。

 地元の洪水ハザードマップは、大小二つの川が氾濫したことを想定しそれぞれ作成されている。意外なのは、小さい川が氾濫したときの浸水地域が予想外に広いことだ。注釈によれば、このハザードマップは、昭和33年の狩野川台風での雨量(総雨量331ミリ)をもとにシミュレーションしたもので河川+下水道の整備状況をふまえているとある。

 じつは狩野川台風での洪水被害は、かすかながら私の記憶にある。我が家は無事だったが、市内北部に広がる田んぼ一帯が浸水したのだ。そこは、かつては小さな川が縦横に流れていたが、いまはすべて住宅街になっている。たぶん今住んでいる人は、そのような地域だったとは想像もできないだろう。

 それにしても最近は、総雨量300ミリの天気予報が普通になってきた、ハザードマップのシミュレーションの想定も拡大すべきかもしれない。なにしろ”かつて経験したことのない”ことが起きるかもしれないからだ。

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