ナゼナゼ少年になる日
顔のちかくを何かがさっと横切ったので、思わず身をのけぞらした。何だろうかと飛んでいった方向を見たら、それがゆっくり戻ってきた。
たぶん赤トンボだ。周辺をぐるっとみたら、木の枝先やベンチの端など、あちこちにトンボがとまっている。どうやら休息しているトンボの群れの中に入ってしまったようだ。これが花なら植物図鑑で調べるところだが、あいにく昆虫図鑑は持っていないし。たとえ図鑑をもっていても、昆虫はオスとメスで形がちがうことがあるし、さらに羽化直後か十分時間が経っているかで色も変わるので判断がむずかしい。なお赤トンボという名前は総称で、アキアカネとかナツアカネなど細かく分かれるらしい。
それにしても、このトンボはどこから来たのだろうか?一番近い川でも1.5kmぐらい離れているし、トンボがいそうな池までは3kmぐらいあるが、そこから飛んできたのだろうか?トンボの飛行距離はどのぐいらいだろうか?と、まるでナゼナゼ少年になったように疑問がつぎつぎ湧いてきた。
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