これは初めて見る花と思ったが、以前どこかで見たような気もする、とりあえず写真を撮っておいた。
帰宅後、図鑑を調べたら、鳥のホトトギスの胸のマダラ模様に似ていることからホトトギスと名付けられた花と分かった。野山に自生するが、写真の花はビルの植え込みで咲いていたので園芸品種かもしれない。
それにしてもホトトギスをあらわす漢字表記は種類が多く、どれを選べばよいか悩む。古くから発行されている植物図鑑は「杜鵑」としているし、鳥類の本は「時鳥」を使い、文学作品は「不如帰」だ。たぶん同じように悩んだのか、新しい植物図鑑はカタカナ表記の「ホトトギス」ですませている。
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