スキマカフェのススメ
午後2時半ごろ駅近のカフェに入ると、大きなテーブルや窓際の一人席でお年寄りが寛いでいるのを見かける。カフェの客といえば若い人のイメージがあるが、オジサンやオバサンも利用している。いや時間帯によっては、オジサンやオバサンの方が多い。
オジサンから街の喫茶店について話しを聞いたことがある。長年かよっていた街の喫茶店が閉店したので、いまはチェーン展開しているコーヒーショップを利用しているとか。どこかに良い喫茶店はないかと若い人にグルメサイトを調べてもらいおススメのカフェへ行ったが、どうもあそこは違うなどの話がつづいた。
グルメサイトとオジサンの評価が異なるのは分かるような気がする。オジサンが探しているカフェは、静かな場所で、席がゆったり配置され、時間を気にせず過ごせるところだ。これらを行列ができる人気カフェに求めるのはもともと無理というものだ。
しかし、これで諦めるのは勿体ない。たとえば冒頭にあげた午後2時半というのはランチタイムはすでに過ぎたがお茶にはちょっと早い、いわゆるスキマの時間だ。普段は混み合っている店も少しすいているかもしれない。またランチタイムとディナータイムのあいだ、そのスキマ時間帯をカフェとして営業しているレストランもある。このスキマカフェこそオジサンの狙い目かもしれない。
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