桜の開花宣言がされた翌日、買い物ついでに大通りのサクラを見てきた。目で枝を追うとところどころ咲いているが、まだツボミの1割も開いていない。ところが目を下に転じると幹から直接生えたように咲いた花がいくつかある。しかもそこにあるツボミの6割ぐらいがすでに開き若葉も出ている。
以前、天気予報の豆知識で解説していたが、枝先でなく幹に花をつけるのを胴吹きと言うそうだ。これは勢いあり余って咲くのかと思ったら、じつはまったく逆で、古木になると見られる現象で木の勢いが衰えたことを示すとのこと。さらにヤマザクラの寿命は約300年ぐらいあるが、ソメイヨシノは60年ぐらいしかないそうだ。
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