喫茶店でサンドイッチを
好きなカフェの食べ物は何ですかと問われ、ナポリタン、カレーそしてサンドイッチと答えたら、”それは昭和の喫茶店ですよ!しかもうちのメニューに無いものばかり”と言われてしまった。そもそもオジサンはカフェと喫茶店の違いがよく分からない。営業許可では飲食と喫茶の違いがあるそうだが、なんとなくオシャレなカフェと昔ながらの喫茶店と思っている。
かつて喫茶店の食べ物は軽食と言ったが今はそれは死語らしく、カフェはフードとかスナックと表記している。しかもそこにはナポリタンやカレーはなく、XXXサンドと呼ばれるものは食パンでなく柔らかいフランスパンのようなものに具を挟んだものになっている。余談だが、なぜかあのパンは町のパン屋では売っていない、一体どこで手に入れられるのだろうか。
ところがコンビニにはサンドイッチがあふれている。三角形の食パン、具の種類も豊富で選ぶのに困ってしまうほど。しかも昔ながらの定番のシンプルな具が入ったものもしっかりある。たとえばカフェではタマゴサンドをメニューに載せているところは少ないが、コンビニにはある。
しかしコンビニのサンドイッチは、喫茶店で食べるものと違う。作ってから時間が経っているからだろうが、パンと具が妙に馴染んで一体化している。やはりサンドイッチは、パンと具のそれぞれの食感の違いが分かり、パンの切り口がしっかりしたフレッシュ感があるものを食べたい。ソースがすっかり染み込みしっとりしたのが好まれると言われるカツサンドさえも、カツがまだサクッとしているのを食べたいのだ。
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