ひなたのドグダミ
ドクダミは日陰に生えるように思っていたが、こちらは五月の明るい陽射しをたっぷり浴びている。もしかして園芸種? 草丈が低いし葉も小さいような。
ところでドクダミの白い四枚の花びらと書こうとしたとき、その手が止まった。もしかしたら、これは違うかもしれないと思ったからだ。
いつもの学生版原色牧野日本植物図鑑のドクダミのページを開いたら、”花は6~7月、花弁状総苞片4の上に花穂がつく。花被はなく、雄しべ3、上位子房花柱3”とある。つまり、花びらのような形の四枚は苞(ほう)であり、その真中に穂が上に向かって伸び、花びらはないとなっている。やはりドクダミの四枚の白いものは、花びらではなかった。
下の写真は、ドクダミの花をクローズアップしたもの。花穂に雄しべ雌しべらしきものが見える。
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