SDKT
駅の中に5軒のカフェがある。そのうちの4軒はチェーン系で、アメリカ・シアトル生まれのSをはじめに、日本生まれのD、名古屋生まれのK、これもアメリカ生まれのTが揃っている。じつはSDKTは、日本のカフェ店舗数ランキングの1位から4位でもあるそうだ。
私のお気に入りのカフェは、駅から少し離れた地元のカフェだ。そのカフェは、サンドイッチが美味しくさらに静かで読書にもってこいなのだ。先日そこへ向かう途中、いつも店前に置いてある営業看板がないことに気付いた。もしかして臨時休業だろうかと思いながら入り口に立つと小さな貼り紙が一枚、「1月XX日で閉店しました」。目のまえの事態を飲み込めず、しばしその場にたたずむ。
あらためて周辺の変わりようを振り返ってみたら、古くからある和菓子屋は閉店、これまた古くからある大きな書店は一階にチェーン系飲食店が入り本屋は二階のみに縮小された。それと逆に、しばらくシャッターが下りていたビルの一角に高級食パンの店が突如開店した。消えた店があれば新たに生まれた店もありプラスマイナスすればゼロのようだが、どうしてもマイナスが気になってしまう。
ところで気になる話が聞こえてきた、駅中のチェーン系カフェTが閉店するらしい。何があったのだろうか、あのスペースはどうなるのだろうか。
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