新しいピーマン
スーパーの野菜売り場で新しい品種のピーマンを見つけた。横に並んでいる普通のピーマンより価格が少し高いが、POPの内容がちょっと気になり買ってみた。
まずは半分に切ると、そこにあるべきタネがまったくなく空っぽ。POPの言葉どおり、これは「タネなしピーマン」なのだ。生のまま少しかじってみたら、ピーマン特有の匂いや苦味が少なくじつに食べやすいというか、クセが無さすぎで物足りないかも。これは面白そうと調べてみたら、すでにメディアにも取り上げられていた。
それにしても、このタネなしピーマンは、大量の野菜を扱う外食や弁当産業に大きな影響を与えるかもしれない。なにしろピーマン調理の定番であるタネ処理がいらないので、工程は省けるしゴミも減らせそうだからだ。
しかし気になる点もある。たとえば果物では、タネなしはたしかに食べやすいが、風味が物足りないと語る人がいる。ピーマンの場合は、タネありとタネなしで味の差はどうだろうか、また栄養価はどうだろうか。
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