蝋梅(ロウバイ)をみつける
先日、近くの駐車場の看板横に黄色い花をつけた枝先がわずかに見えた。
何の花だろうかと看板へ進み裏側を覗いたら、腰ぐらいの高さの木が花をたくさんつけていた。つやのある少し厚めの花びら、かすかな甘い香り、これは蝋梅(ロウバイ)。蝋梅の蝋(ロウ)はロウソクの蝋、文字通り蝋細工のような花をつける。梅という文字を含むが、これはウメの仲間でなくロウバイ科だそうだ。
蝋梅は、花の色からは黄梅と名付けてもよさそうだが、やはり色より質感の印象が上回ったのかと思いながら「花の手帖」(小学館)を開いたら、黄梅(オウバイ)が紹介されていた。オウバイは春先に黄色の花をつける、その花は梅に似るがこれもウメの仲間でなくモクセイ科だそうだ。
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