雨の中で鳴くセミ
お盆である。朝から雨が強く弱くまた強くを繰り返しながら降りつづいている。お迎え火を焚いたときも雨だったが、遠くにセミの鳴き声が響いていた。セミは雨の日は鳴かないと言われるが、お盆だからセミも先祖をしのんで鳴いたのだろうか?
かつては、地上に出てからのセミの寿命は1週間、はかない命の代表のように言われていた。しかし最新の研究結果を踏まえて、いまは「地上に出たセミの寿命は約1ヵ月程度」とされている。さまざまな気象状態でのセミの生態研究がすすめば、いずれ「セミは雨の日は鳴かない」も、アップデートされるかもしれない。
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