オリンパスOMマクロ50F3.5で動画撮影
オリンパスOMマクロ50F3.5は、OM-1カメラ登場時(1972年)からカタログに記載され、長い期間販売された。いまみるとF3.5は暗いと思うかもしれないが、かつてはほとんどのマクロレンズがF3.5やF4でこれが標準的な明るさだった。
このレンズは、最大倍率1/2、最短距離23㎝、絞りF3.5-22。これを現代のミラーレスデジタルカメラに付けて動画撮影すると、どのような映像となるだろうか?それが下の動画。
これは絞り開放F3.5、被写体との距離約32㎝、フォーカスはもちろんマニュアル。
このレンズを使いはじめた頃は、これといった際立った特徴がなく目の前のものをそのまま描写する印象をもった。しかし光が不安定だったり日陰でも画がそれほど崩れない、柔軟性もあるような。ベテランの方が新しいマクロレンズが登場してもこのレンズを使い続けたのは、コンパクトさだけでなくこのような特性も関係しているかもしれない。
久しぶりにこのレンズを使ってみると、やはり目の前のものをそのまま描写する印象は動画でも変わらない。しかし下の画像のように光をたっぷり取り込むと花をふんわりと描写することもでき、このレンズの違う一面を知ることになる。
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