身近な紅葉:サルスベリ
モミジの葉はまだ青々しているが、先日、これが今シーズン最後の花かもしれないと報告したサルスベリが紅葉し始めた。
赤と言ってもくすんだ暗赤色、日本の昔からの色名ならば蘇芳(すおう)だろうか。それがひとたび逆光になると一気に明るく輝く。あらたのめて近所の紅葉を思い起こせば、サクラ(ソメイヨシノ)も街路樹のハナミズキも葉を紅くしている。さらに塀を覆うツタも紅葉している。秋は紅葉であふれているのだ。
ところで昨晩の部分月食はライブで配信されていたが、このごろは紅葉の様子もネットで見ることができる。なかなか訪れることが出来ない遠方の名所を見られるのは素晴らしいが、ディスプレイを通しての紅葉見物はどこか物足りない。
やはりその場所に立ちその場の空気に包まれながら見物したいが、いまはそうもいかない。ならば身近な紅葉を見直すのもありだろう。
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