ハコベの花弁は何枚?
春の七草にも登場するハコベが、いま小さな白い花をつけている。
ハコベを植物図鑑で調べると、花径は5-7mm、花弁5枚となっている。花径はその通りだが、パッと見た限りでは花弁数はもっと多いような。しかし別の図鑑でも花弁は5枚となっている、これはどういうことだろうか?
このことを「野草・雑草の事典」(西東社)は、”ハコベの仲間はいずれも小さな白い5弁花を平らに開きますが、花弁が深く2つに裂けるので、10枚あるように見えます”と述べている。
上の写真のようにぐっと近寄り花びらの様子を観察すると、付け根から1組2片が伸びている、このようなものが5組あり全体で花びらが10枚あるように見える。花びらは裂けたというより完全に分かれているように見えるが、その付け根は5か所しかないのだ。
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