レコード・カフェでアンフォゲッタブル
「アンフォゲッタブル」といえば、1991年に発売されその年度のグラミー賞を受賞したナタリーコールのアルバムが真っ先に思い浮かぶ。
そのアルバムの中で曲Unforgettableは、父娘デュエットのように制作されていたが、父であるナットキングコールにも「アンフォゲッタブル」というアルバムがある。
先日、甘木さんのカフェでそのLPレコードを聴かせてもらった。アルバム「アンフォゲッタブル」は、1946-1954年に録音された12曲を収録している。オリジナルは1955年発売だが、聴いたのは後に制作されたリマスター復刻盤。それはアルバム・タイトルにあるUnforgettableをはじめにToo Young、Mona Lisaなどのヒット曲が並び、まるでナットキングコールのベストアルバムのようなレコード。しかも予想以上に音が良い。
ところで本格的なオーディオシステムでジャズを聴かせるジャズ喫茶、クラッシック音楽を聴かせる名曲喫茶などがあるが、ジャズからロックさらにポピュラーなど幅広いジャンルを聴かせる店は何と呼ぶのだろうか?
調べてみたらミュージック・バー(カフェ)という呼び方があるそうだ。ちょっと漠然としているが、どこかオシャレな空間がありそうな気がする。さらにレコードカフェという呼び方もあり、これはちょっとストレートすぎるような。もしかしたら、店のマスターのレコード愛が強すぎてうちはCDは聴かせないなどの妄想も浮かぶ。いずれにしろ新しい動きが、いろいろ起きているようだ。
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