トンボに追い抜かれた日
ゆるく曲がりくねった近所の路地を歩いていたら、後ろからきたトンボが追い抜いていった。
それはシオカラトンボでもなく赤トンボでもなく、もっと大きかった。もしかしてオニヤンマかとなったが、そんなはずはないと思い直した。なにしろここ数十年オニヤンマの姿は見ていない。
かつて我が家から30分くらい歩いたところに田んぼが広がっていた。小さな川と池もあり、カエルもトンボもたくさんいた。もちろんその中にはオニヤンマもいた。しかしその後埋め立てられ宅地となり小さな川はフタをされ道路になり、トンボの姿を見ることはなくなった。
それでも秋になると赤トンボ(アキアカネ)だけは、いまも3年に1回ぐらい見かける。池もなくなり水辺もないのに、赤トンボはどうして来るのだろうか?ちょっと不思議だ。
上の写真は、秋の七草のオミナエシ。
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