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2022/12/17

冬のカマキリ

 昼休み、窓の外側をゆっくり動く影に気づいた。

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 窓枠上辺にぶら下がるように右から左へ移動するるシルエットは、小さな頭と大きいカマのような前足と太い胴体。これは間違いなくカマキリだ!上に載せた写真は、それを室内からガラス窓超しに撮影したもの。

 カマキリを見るのは久しぶり、前回見たのは5年か10年いやもっと前か。まして寒くなったこの時季に見るのは初めてかもしれない。

 そういえば今年の10月中頃、上野公園でソメイヨシノの季節外れの開花がニュースとなった。もともと上野には、春と秋に二度咲くサクラがあるそうだが、今回は春しか咲かないソメイヨシノが秋に開花したのでニュースとなったらしい。

 となれば冬のカマキリもニュースかと思ったら、カマキリは人工飼育環境では越冬する個体もあるそうだ。もしかしたらこのカマキリもどこかで飼われていたものかもしれない。

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2022/12/10

Instax SQUARE link プリンター

 いま我が家でフィルムカメラといえば、富士フイルムのInstaxである。なかでもInstax mini Evoは、カメラとして使うだけでなくフォトプリンタとしても使えるInstaxシリーズの最強製品の印象がある。

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 Instax mini のプリントは、長方形のほぼクレジットカード・サイズ、できればもう少し大きな画面が欲しい。となるとminiの2倍サイズのInstax wideが真っ先に思い浮かぶが、最近は正方形フォーマットで撮影することが多いのでInstax SQUAREを選ぶのもありだろう。できればInstax mini EvoをベースにしてフィルムをSQUARE判にしたInstax SQUARE Evoのようなカメラがあればと思う。それはかつてあったSQ10, SQ20 でしょうとの声が聞こえてきそうだが、いやいやあくまでもEvoのSQUARE判が欲しい。

 そうは言ってもないものは仕方ないと思っていたら、新型Instax SQUARE Link プリンター発売のニュースがあったので販売開始早々に入手。最近の製品だけあってスマホアプリと連携して使うことを前提にしたプリンターは、私のスマホ(Android)でも問題なく接続できた。まだスマホ内の画像をそのままプリントしたり、フレームを付けてのプリントしか使っていないが、いまのところうまくいっている。

 はじめは操作メニューのアイコンの英語表記(Simple、Editableなど)にちょっと戸惑ったが、慣れれば問題なしだろう。またアプリの中からスマホのカメラを起動し、SQUAREのプリントイメージを見ながら撮影する機能もある。すなわちスマホ+プリンターで、一体型のInstaxカメラのように使うことができるのだ。

 上に載せた写真は、プリンター本体とプリント例。プリントの上左はアプリでクリスマスツリーのフレームと文字(Xmas)を追加したもの、上右はフレームのみ追加、残りの3枚はそのままのプリント。画像は、全てデジカメで撮影したものをスマホへ転送し使用した。

 気になるプリント品質だが、従来のInstax SQ6(アナログカメラ)は明るめでフワッとしたプリントだったが、Instax SQUARE Linkのアプリは明るさ・コントラスト・彩度を調整可能で鮮明でカチッとしたプリントも出来る。

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2022/12/03

晩秋植物図

 ついに今年もあと1か月となった、暦のうえでは初冬と言うべきかもしれないが、先週までの温かい陽気の記憶を引きずり気分はまだ晩秋のまま。

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 この時季になると、街路樹や庭木の剪定作業で掃き集められた枝葉の山を見かけることがある。先日、庭木ゴミの山から幾つか目についたものを選び出し並べてみたら、一枚の晩秋植物図があらわれた。

 写真の左上隅にある黄色はカリンの実、それに接するようにある赤い実はヒヨドリジョウゴ、緑の葉陰からのぞく小さな紅い実はクロガネモチ、少し大きなオレンジ色はクチナシの実、画面下にあるのはナンテンの実と赤く染まる葉である。さらに黄色いイチョウ葉や枯れ始めた柿の葉も色を添えている。

 冬が深まるにつれて景色は少しづつ色を失いモノクロの世界となるが、その一歩手前の晩秋から初冬はきらめくような色彩があふれている。

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