寒波に震える
10年に一度の強い寒波に、ちょっとバタバタしてしまった。その日の朝、部屋のファンヒーターの運転ボタンを押したら室内温度は5度を示し、久しぶりの低い気温に震えてしまった。
前日に水道管凍結の注意とその対策方法をTVニュースで紹介していたので、我が家の北側壁にある地面から立ち上がっている水道管をチェックしたら問題が見つかった。まずは巻いてあるテープが所々で破れ保温チューブが見えている、さらに地上15cmぐらいの箇所で保温チューブが破れ、水道管が長さ3cmほど露出し直接外気に触れていた。
わずか3㎝といえども直接外気に触れているのは、放置できないだろう。そこで応急処置として梱包に使用するクッションシートをぐるぐる巻きつけ、それをビニールテープで止めておいた。この処置が効いたのか水道は凍結しなかったが、これはあくまで応急処置、翌日ホームセンターで新しい保温チューブを購入し付け替え、テープの破れも補修した。
ところで学校を卒業した年の冬、短い期間だったが寒い地で暮らしたことがある。今でも覚えているのは、寒い時の湯沸かし器の扱い方を教えてくれた地元の人の話。
それは、電気がなくても使える湯沸かし器は停電時でもお湯が使えて便利だが、凍結すると内部パイプが損傷して使えなくなるので、夜寝る前に必ず水抜きをして下さい。電気式の凍結防止ヒーター付きのものは、このような処置は不要だが、大雪になると停電することがあるので注意して下さいという話だった。初めは、そんなものかと思ったが、いざ寒さが厳しくなったらなるほどとなったのだ。
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