今年最初の上弦の月を見る
1月14日夕方、西の空を見上げたら細い月があった。この日の月齢は2.6だから、まさしくこれは三日月と言えるだろう。
月の満ち欠けを表す言葉のなかで、十三夜(じゅうさんや)、十五夜(じゅうごや)、十六夜(いざよい)など数字が入るものはその月の映像がすぐ思い浮かぶが、立待月(たちまちづき)や居待月(いまちづき)となるとまるでお手上げ。立待月は十六夜の翌日、居待月はさらにその次だそうだが、これらはあまり聞かない言葉だから知らなくても問題はないだろう。
ところで歌にもある上弦の月は、どのような月だろうか?私は長いあいだ、三日月からそれが段々太くなり月の半分直前まではすべて上弦の月だと思っていた。じつはこれは間違いで、新月をすぎて最初の半月が上弦の月だそうだ。つまりピンポイントで上弦の月の日があり、今年最初のその日は1月18日。
残念ながら18日は空に薄い雲が広がり月はぼんやりしていたが、満ち欠けの様子は分かりそうなので撮影。それが上の写真、今年最初の上弦の月である。
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