« 2024年2月 | トップページ | 2024年8月 »

2024/03/08

サクラ前線異常あり?

 枝先に薄いピンクの花がついている木を見かけた。わずかだが若葉が芽吹いている、たぶんヤマザクラの仲間のように思うが品種は分からない。

Dscf6300-1c

 今年の東京のサクラ開花日は、日本気象協会(tenki.jp)は3月19日と予測しており、これは全国で一番早い開花となる。何をもって開花とするかは、毎年TVニュースの気象コーナーで語られるので説明は不要だろう。

 また開花日をどのように予測するかも話題となる。それは二通りあり、2月1日以降の累積最高気温が600℃に達する、または累積平均気温が400℃に達する日をもとに予測できるそうだ。ただし気象会社はそれぞれ工夫を加えているらしく、各社の開花予測日は少しばらつく。

 あらためて東京の2月をふり返ってみれば、2月なのに20℃を超える日があった。となれば東京のサクラ開花が早そうなことは、そうだろうとなる。しかしそれが全国で一番早いとなると、南から北上するサクラ前線はどうなるのだろうか?

|

2024/03/03

河津サクラを観る

 地元の人から教えてもらった江戸川沿い(千葉県側)の河津サクラを観てきた。

Dscf6287-1c

 雲一つない快晴の日曜日とあって花見客がたくさん。家族連れをはじめに、散歩をする人、ランニングする人、サイクリングする人、ペットを連れたグループ、カップル、外国語の会話も聞こえるなか、皆それぞれ満開のサクラの下に立ち止まりスマホで撮影している。

 ひときわ目立つ親子連れは、小さな子供がバッグを背負い、お父さんとお母さんはドレスアップ、女性カメラマンが本格的カメラで撮影。これは子供の新入学記念アルバムの撮影だろうか。

 帰り道の途中スーパーに立ち寄ったら、店員さんが「ちらし寿司」「ハマグリ」ありますと呼び込み。今日はひな祭りの日だった。

|

2024/03/01

アスリートのような鳥

 いつもメジロを蹴散らしエサを独り占めしようとするヒヨドリだが、そのバトルにときどき第三のメンバーが参戦することがある。

Dscx0558-1c_20240227201701

 胸に斑模様をもち羽の一部が朱色の鳥は、冬に北国からくる渡り鳥のツグミ。

 ツグミはヒヨドリとほぼ同じ大きさだが、エサを前にするとヒヨドリに負けないというか圧倒する。その姿は、都会暮らしのスマートなヒヨドリと違って胸板がぶ厚いアスリートのよう。

 ところでいかにも屈強そうなツグミは、じつは短命らしいという話がある。

 山科鳥類研究所の「日本の野鳥の最長生存期間」によれば、ツグミ5年3ヶ月、メジロ6年10ヶ月、ヒヨドリ10年4ヶ月であり、これら都会で見られる三種類の鳥の中ではツグミが一番短命でヒヨドリのほぼ半分しかない。これはヒヨドリが並外れて長生きとも考えられるが、ちょっと気になるデータだろう。

|

« 2024年2月 | トップページ | 2024年8月 »