もう一度コンパクトカメラ

2023/12/09

もう一度コンパクトカメラ・番外編・SONY DSC-T30

 コンパクトカメラ番外編第3弾はSONY DSC-T30デジタルカメラ。その発売は2006年、発売早々に新宿のカメラ量販店で購入した。

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  SONY DSC-T30は、38-114mm F3.5-F4.3 ズームレンズ付きデジタルコンパクトカメラ。重量は電池(専用電池)・メモリー込みで約169g。イメージセンサーは有効画素数720万の1/2.5インチCCD、最短距離は50cm(マクロ時はワイド端で8cm、テレ端で25cm、さらに拡大鏡モードにすると1cm)、液晶モニターは3型、メモリーカードはメモリースティックDUO。

  ポケットに入る薄型ボディのこのカメラは、望遠でもレンズがまったく飛び出さない。この薄いボディによくぞズームレンズを組み込んだと感心したら、レンズ光路にプリズムを入れて屈折させているらしい。動作は爆速とはいかないが、撮影・再生ともにスムーズ。スイッチやボタン類が小さいので操作し難いときがあるが、ボディの小ささをとれば受け入れるしかないだろう。

 私のT30は、写真で分かるように満身創痍。ボディに擦り傷が多数、液晶画面も一部表示が欠けている。じつは、このカメラは出張・散歩のお供としてもよく持ち歩いた。後継として新機種を購入したがそれが壊れたので、この古いT30へ逆戻り、結局、一番長く使ったコンパクトデジカメとなった。

 下の写真は2006年9月に撮影。

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 しまってあったT30を久しぶりに取り出し、バッテリーを充電し電源をいれてみた。しばらく使っていなかったので心配だったが、どうにか動作。ときどき撮影モードが切り替わらない、撮影結果が表示されないなど不安定のところがあるが、散々酷使したのでこのぐらいの不具合は許したい。薄型ボディのこの形式のデジカメはメモ用として便利だったが、最近はまったく見かけない。いまはメモとなればスマホの守備範囲だから、薄型デジカメが消えたのは当然の成り行きだろう。

 下の写真は、動作確認のため2023年12月9日撮影。

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2023/08/18

もう一度コンパクトカメラ番外編・Y2Kコンパクトカメラ本

 かつて多くの趣味の雑誌を出版していた枻出版社が、2002年に「コンパクトカメラ通信」というムック本を発行したことがある。

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 コンパクトカメラ通信(枻出版社、2002)は、タイトル通りコンパクトカメラを特集したムック本。当時販売されていた高級コンパクトカメラに加えて販売完了していた90年代のコンパクトカメラを紹介している。巻末にある2002年最新コンパクトカメラ完全カタログは、当時販売されていたコンパクトカメラを網羅している。

 コンパクトカメラ通信 No.2(枻出版社、2003)は、高級コンパクトカメラの話題に加えて中古で5千円で買える実用コンパクトカメラや、70年代までの金属ボディのカメラなど、手頃に購入できるちょっと古いカメラを紹介している。もちろん2003年完全カタログとして、当時販売されていたコンパクトカメラの情報もある。

 ところで2000年をY2K(ワイツーケー)として、その時代のファッションや小物に興味をもつ人がいる。もしフィルムコンパクトカメラをそのようなアイテムに加えたいなら、ずばりこれら2冊はよいガイドになりそうだ。

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2023/08/11

もう一度コンパクトカメラ番外編・90年代のコンパクトカメラ本

 カメラファンならカメラに関して多くの著作があるプロカメラマン田中長徳の名を知る人は多いだろう。その著作の中に、一冊まるごとコンパクトカメラを取り上げたものがある。

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 「論より証拠のコンパクトカメラ」(アルファベータ、1995)は、カメラジャーナル発行の小冊子からコンパクトカメラを取り上げた記事を集め一冊にしたもの。定番の高級コンパクトカメラをはじめに、リコーR1、フジ・カルディアミニ・ティアラ、ニコンミニなどの普及機、さらに当時販売されていた20機種をプロ目線で評価した文章を新たに追加している。

 たとえば私も使用していたリコーR1の章を開くと、まだ試作段階のボディ金型を見た話しにそうなのかとなり、開発の裏話にそんなことがきっかけだったのかと驚いたり、実機レポートの内容にその通りと共感したり、そういう見方もあるかとなる。なんといってもプロから見たコンパクトカメラの話はどれも興味深く面白い。

 この本を開くとフィルムカメラ最後の輝きを見るような。90年代は、各社から個性的デザインのコンパクトフィルムカメラが次々登場していたのだ。

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2022/11/26

もう一度コンパクトカメラ番外編・フイルムがありません!

 久しぶりにフィルムカメラを使おうと思い、カラーネガフィルムを買うため地元隣駅にあるカメラ屋に行ったら、いまは在庫が無いとのこと。しかも入荷してもお一人様一本のみの販売だそうだ。

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 かつてよく使っていた感度100のフィルムを買おうとしたのだが、100がないなら400と思ったらこちらも在庫なし。量販店の通販サイトをみたら、買おうとしたフィルムの在庫はゼロでお取り寄せの表示、しかもその納期は約4か月となっている。これでは、いま注文しても入手できるのは来年の春になってしまう。

 フィルムカメラへの回帰が話題になるが、皆さんはフィルムをどのように入手しているのだろうか?

 ところで上に載せた写真は、我が家の写真用品箱に残っていた富士フィルムのREALA ACE 5本パックの空き箱と現像済みのネガ。REALA ACEは、1996年に登場し2012年に販売終了した高画質タイプのネガフィルム、色再現性がよく、階調がゆたかと言われていた。

 興味深いのはネガシートに貼られたREALA仕上げのシール。これはフジカラー系の店でREALA ACEの現像・プリントを依頼すると、「REALA仕上げにしますか」と聞かれ「して下さい」と答えると、現像済のネガシートにこのシールが貼られ戻ってきた。店の話では、これはREALA ACEの特性を引き出すような処理をした印だそうで、出来上がったプリントは描写が柔らかくてもクリアだったような。

 それにしても地元最寄り駅にあったプリントショップは閉店するし、フィルムも入手困難となり、フィルムカメラを取り巻く状況はますます厳しくなってきた。

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2022/02/13

もう一度コンパクトカメラ・番外編・SONY DSC-F77

 コンパクトカメラ番外編第2弾はSONY Cybershot DSC-F77デジタルカメラ。発売は2002年、勤務先近くにあったSONYショップの処分セールで2004年購入。

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 SONY DSC-F77は、37mm F2.8 のレンズをもつ単焦点デジタルコンパクトカメラ。重量は電池・メモリー込みで約180g。イメージセンサーは有効画素数400万の1/1.8インチCCD、最短距離は50cm(マクロ時は10cm)、液晶モニターは1.5インチ、メモリーカードはメモリースティック。レンズはカールツアイス「ディスタゴン」、光学ファインダーも内蔵している。

  レンズ部が回転し、ハイアングルやローアングルさらに自撮りも可能で、撮影自由度がとても高い。この時代に登場したデジカメとしては操作への反応が速く動作もスムーズ。1.5インチ液晶モニターはいま見ると小さいが、当時は多くのデジカメで採用されたサイズだ。

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 じつはこのF77本体はずっと手元にあったが、長い間ACアダプタが行方不明で電源を入れることが出来なかった。F77は専用電池(NP-FC10)を使用し、カメラ側コネクタも特殊で専用ACアダプタがないと全く充電できないし、動作させることもできない。そのACアダプタがテレビの裏側に落ちているのを見つけたので、早速、カメラに接続してみた。最初は無反応だったが、コネクタを何度か入れ直したら充電ランプが点灯するように。

 長期間放置してあったので内部が完全にリセットされたようで、電源を入れたら取説の「はじめて使う」項にある日付設定の画面が現われた。一通り設定し、まずはカメラに入っていたメモリースティックにどのような画像が残っているか再生させたら正常に表示。どうやらこのカメラはまだ生きているようだ。下に載せた写真は、パソコンのHDにバックアップしてあった購入当時の撮影画像(2004年3月26日撮影)。

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 あらためてF77を手にすると、回転式レンズ機構を含めた操作系がコンパクトながら扱いやすいことに感心する。いわゆるスイベル形式と呼ばれたレンズ部が回転するデジカメは、CASIO,NIKON, PENTAXなど複数のメーカーから様々なモデルが登場したが、その中にあってF77はデザインも使い勝手も良かった。

 じつはF77のデザインは、1996年に発売された SONY Cybershot 1号機であるDSC-F1から発展したもので、Cybershot直系のDNAをもっている。レンズを収納するとまるでポータブルオーディオ機器のように見えるデザインもいかにもSONYらしい。いまでも十分に魅力的だが、なぜこの形式のカメラが消えたのだろうか?

 撮影機能を確認するため水仙の花を撮影(2022年2月13日)。久しぶりに手にすると、爆速とはいかないが反応が良く撮影がスムーズにできる。レンズ部が回転できるので地面近くの花も無理な姿勢をせずに撮影でき、今でも散歩カメラに使えそうだ。

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2021/01/31

もう一度コンパクトカメラ・番外編・KODAK DC3800

 コンパクトカメラ番外編として、古いデジタルコンパクトカメラを紹介しよう。その発売は2000年、いまから20年前のデジタルカメラを見直すとどのような印象を持つだろうか。

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 KODAK DC3800は、33mm F2.8 7群7枚構成のレンズをもつ単焦点デジタルコンパクトカメラ。重量は電池(単三2本)・カード別で165g。イメージセンサーは有効画素数210万の1/1.75インチCCD、最短距離は50cm(マクロ時は20cm)、液晶モニターは1.5インチ、メモリーカードはCF(コンパクトフラッシュ)。露出補正などはなく全てカメラまかせのAE(自動露出)カメラだ。

  現代のデジカメと比べると画素数が少なく動作も超がつくほどスロー、しかも日付設定がときどきリセットされることもあった。しかし悪条件で撮影してもカラー発色が崩れず、まるでフィルムのような画づくりをするのは、さすがKODAKの血をひくカメラだと思わせた。画像の縦横比もフィルムと同じ3:2だった。

 そのDC3800に久しぶりに電池を入れたらまだ生きていた。専用電池を必要とするデジカメは、バッテリー寿命が尽きて新たなバッテリーが入手できなくなると置物にしかならないが、単三電池で動作するこのようなカメラはまだ使える可能性がある。また古いHDにバックアップしてあった撮影画像も見つけた。

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 このカメラは画像に日付写しこみ機能があり、上の写真は20年前の2001年1月21日撮影したもの。場所は清澄庭園、所々に白く見えるのは雪である。気象データを調べたら、前日の夜、東京で2cmの積雪が記録されていた。

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 上の写真は、昨日(2021.1.30)撮影したもの。センサー劣化を心配したが、発色は衰えていないようだ。KODAKブルー健在である。それにしても20年前のデジカメがいまなお動作し、さらに撮影した画像に大きな不満を感じさせないことに驚く。しかしその動作はサクサクとはいかず現代のデジカメと比べるとじれったいほど遅い。この20年間のデジカメの進化は、画素数の増加だけでなく動作の高速化もあったことを実感する。

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2019/03/03

駄カメラ

 駄カメラという文字を初めて見たときはオモチャのカメラのことかと思ったが、「駄カメラ大百科」(石井正則、徳間書店)の紹介文でその意味を初めて知った。駄カメラとは駄菓子のように手軽に楽しめるカメラ、具体的には「¥3000以下で買った中古フィルムカメラ」だそうだ。


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 この価格帯の中古カメラとなると金属ボディのオールドカメラはまず購入が難しく、80年代に数多くあったプラスチックボディのコンパクトカメラとなるだろう。幸いこの時代はカメラメーカーが数多くあり、ニューモデルを次々発売していたので選ぶのに困ってしまうほど種類が多い。


 手元にあるオートロン2(PC35AF-M)は、一眼レフカメラで有名なPENTAXが発売したコンパクトカメラ。私が出張用に購入したものだ。ボディの一部がスライドしてレンズをカバーするいわゆるカプセル型のボディをもち、レンズは35mm/F2.8の5群5枚構成という贅沢なもの、オートフォーカスながらファインダー内で距離指針が動きおおよその距離が分かる凝った機構が盛り込まれている。


 しかし弱点もあった。単三電池2本が入るフタの部分がプラスチック出来ているが、このフタの取り付け部が割れてしまい電池がしっかり収納できなくなった。とりあえずガムテープで押さえてしのいだが、この部分はもう少し強化してほしかった。たぶん今は中古カメラ屋のジャンク箱あたりに数百円で放り込まれているだろうが、もし購入するなら電池フタは要チエックだ。それにしてもこのカメラが現役だった頃を知るものにとっては、これを駄カメラと呼ぶのはちょっと抵抗がある。これは決して安物のカメラではなかったのだ。

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2018/04/21

もう一度コンパクトカメラ・ズーム編・FUJI Silvi F2.8

 2003年頃、すでに私のメモ用カメラはフィルムからデジタルに移っていたが、ある日、量販店で面白そうなフィルムコンパクトカメラをみつけ購入した。いまのところ、これは私が最後に買ったフィルムカメラとなっている。

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 Silvi F2.8 は、24mm F2.8 ~ 50mm F5.6 5群6枚構成のレンズをもつズームコンパクトカメラ、重量は電池別(CR2)で170g。最短距離は35cm、シャッターボタンがボディ上部の左右にそれぞれあり、メーカーはツインシャッターボタンと称していた。通常はシルバー外装だが限定でブラック外装モデル(上記写真)も発売され、それには露出補正機能が追加されていた。

 Silvi F2.8でよく語られるのは、シャッターボタンが左右両方についているので右利きでも左利きでも使いやすいという話。たしかにそのようなメリットはあるが、じつは左右二つのシャッターはセルフショット(いわゆる自撮り)のためだ。説明書によれば、Silvi F2.8にはセルフショットモードがあり、それを選ぶとレンズ焦点距離が24mmに固定され、カメラ前部についているミラーを見ながら撮影するとある。そのときシャッターボタンが左右両方にあると、自分にレンズを向けたときいつもの利き手で押せるのだ。

 いろいろ面白い機能が盛り込まれているこのカメラの一番の特長は、なんといっても24mmF2.8からはじまるズームレンズ。このカメラが販売されていた頃のコンパクトカメラのズームレンズは、38mmからはじまるものが多くて、28mmからはじまるものも少なく、24mmとなるとPENTAX ESPIO24EWとこのSilvi F2.8の二機種ぐらいだった。ESPIO 24EWのズームレンズは高倍率で105mmまであったが暗く、Silvi F2.8は低倍率で50mmまでだが明るいレンズを持っていた。そのモデル名にあえてF2.8を含めたのはそのレンズの明るさをアピールしたかったのだろう。

 もう一つこのカメラは、それまでのフィルムコンパクトカメラと大きく違うところがある。背面の操作系の表示とボタンレイアウトがデジカメそっくりなのだ。各種設定は大きな液晶画面に表示され、その設定はデジカメによくある十字キーで選ぶ(下記写真)。まるでデジカメで開発された新技術をそのままフィルムカメラに移植したような印象をもってしまう。

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 下の写真は、2003年10月4日リバーサルフィルムRDP IIIで撮影したものを、最近になってデジカメ+スライドコピアでデジタル化したもの。

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2018/01/03

もう一度コンパクトカメラ・ズーム編・コニカ LEXIO70

 コンパクトカメラは単焦点と決めていたが、風景の一部だけを撮りたいときや動植物を画面一杯にひきよせて撮りたいとき、ズームレンズがあればと思うことがあった。そこで2001年7月にコニカ LEXIO70を購入。

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 コニカ LEXIO 70は、28mm F3.4 ~70mm F7.9 6群6枚構成のレンズをもつズームコンパクトカメラ、重量は電池別(CR2)で180g。発売時にズームコンパクトカメラで世界最小、クローズアップ(マクロ)は35cmまで、ファインダーは視度調整可能となっている。キャッチフレーズは”大人が楽しむコンパクトカメラ”だった。

 レンズの28mm F3.4 ~70mm F7.9は、いまふりかえれば暗い印象だが、ズームコンパクトカメラとしてはまずまずの明るさ。また望遠になると被写体から離れないとピントが合わないことが多いマクロ撮影が、28mm~70mm全域で最短35cmまで可能。ここまでは製品カタログでも分かることだが、使い始めて知ったすぐれた機能がある。

 このカメラは、電源を切る直前のモードを内部記憶する。たとえば発光停止モードで撮影し一度電源を切り、つぎに電源を入れるとAUTOモードになるがモードボタンを1回押すと電源を切る前に設定していた発光停止モードになるのだ。これは撮影を一度中断してから再開するときじつに役立った。カメラ設計者は、どうすればスムーズに撮影できるか考えこの機能を入れたのだろう。

 気になるズームレンズの描写だが、単焦点と比べると少しゆるいような気がする。しかしレンズカバーがスライド式なのでケースに入れず、ポケットから取り出しすぐに撮影できる操作性はじつによく、いつも持ち歩いた便利なカメラだった。

 下の写真は、2001年11月27日リバーサルフィルムRDP IIIで撮影したものを、最近になってデジカメ+スライドコピアでデジタル化したもの。

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2016/09/25

もう一度コンパクトカメラ・京セラ Tプルーフ

 30mm(リコーR1s)、28mm(カルディアミニ・ティアラ)が揃うと、次は35mmレンズを持つコンパクトカメラに目が向くのは自然な流れだろう。ところが当時(1999年ごろ)は、コンパクトカメラはズーム全盛となっており、手ごろな35mm単焦点コンパクトカメラは意外と少なく、そのとき候補となったのはオリンパスμ2と京セラTプルーフだった。いろいろ悩んだ末、京セラTプルーフを1999年5月に購入。

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 Tプルーフは、35mm F3.5 3群4枚構成のレンズを持つ単焦点フィルムカメラ、重量は電池別(CR123A)で200g。レンズはツァイスのテッサー。なだらかな曲線を描くボディはプラスティック製で生活防水機能を有する。またカメラ上面から被写体がのぞけるニューアングルスコープもついている。

 このカメラは、リコーR1sやカルディアミニ・ティアラと比べると大ぶりだが、前面左側に指がかりとなるゴムが貼られ持ちやすく、メインスイッチはスライド式で扱いやすく、シャッターボタンも大きく押しやすい。シャッターボタンのストロークが短いので,、最初は半押ししたつもりでシャッターを切ってしまったが、慣れると半押しもスムーズにでき、その素早い反応が心地よくなる。プラスティックならではのデザインは好き嫌いが分かれそうだが、じつに使いやすいカメラだ。

 下の写真は、1999年12月リバーサルフィルムRDPIIで撮影したものを、最近になってデジカメ+スライドコピアでデジタル化したもの。

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