自然観察

2020/10/17

足元の秋

 先日、公園横の道を歩いていたら、何かが靴にぶつかり勢いよく飛んでいった。立ち止まり足元を見たらドングリの実があちこちに、秋が深まってきた。

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 それにしても今日は寒い。部屋の隅からフリースジャケットを引っぱり出し、さらに厚手の靴下を探す。雨は予報通りだったが、予報では最高15度と言っていた気温がまったく上がらず、ずっと12度台のまま。札幌は16度まで達したようだから、今日の東京の昼間は札幌より寒かったと言える。

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2020/10/11

秋の七草

 先日、彼岸花の近くで女郎花(オミナエシ)を見かけた。

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 オミナエシは秋の七草の一つ。春の七草は七草粥という行事食もあり、新年になると情報番組などで必ず取り上げられる。またスーパーでは、春の七草を一まとめにしたものを七草セットとして売り出す。しかし秋の七草はどうも話題に上らない。たまにあっても、七つ言えますかというクイズぐらいだ。

 秋の七草について「草づくし」(白洲正子、新潮社)の中に、次のような話がある。それは、”秋の七草は万葉集に由来し秋の七種の花を述べたもの、その七種とは、萩、尾花、葛、撫子、女郎花(オミナエシ)、藤袴、朝顔とされている。さらに万葉集の時代はまだ日本に朝顔はなく、秋の七草にある朝顔は、ムクゲ、ヒルガオ、キキョウのどれかではないか”という話だ。

 それにしても萩や尾花や撫子は花の姿を思い出せるが、葛と藤袴は名前を知っていてもどのような花かまったく思い浮かばない。どちらも食品や薬草として生活に密着していたようだが、それがかえって花の印象を薄れさせたかもしれない。

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2020/10/07

赤トンボ2020

 この秋、近所の空き地や公園で赤トンボを何度か見かけたが、カメラを持っていなかったり持っていてもずっと飛び回っていて撮影できなかった。しかし先日、公園の手すりにじっとしている赤トンボを見かけた。距離を徐々につめてようやく撮影したのが下の写真。

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 ところで「赤トンボという名のトンボはいない」は、赤トンボ話の定番。赤トンボは、いわゆる赤いトンボの総称で特定のトンボを示す名前ではないそうだ。アキアカネとかナツアカネなど20種ほどの赤トンボがいるが、この見分け方がじつに難しい。

 羽先の模様、顔や胸や腹の模様と色によって種類が特定できるとされている。しかし顔を見ようと正面に立つと逃げてしまうし、胸は横や下からでないと見ない。捕まえずに自然界にいるまま確認することはとても難しいのだ。

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2020/09/30

彼岸花と萩の花

 この時季に清澄庭園で見かける花といえば彼岸花、その後ろの茂みは小さな赤紫の花をつける萩、いずれも秋の定番の花だ。

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 その彼岸花にぐっと寄ってみたのが下の写真。ほぼ満開のように見えるが、まだツボミもあり今週末あたりが見頃だろうか。

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2020/09/22

石にとまる蝶

 地面から飛び立った蝶が、すぐに近くの石の上にとまった。

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 ネットにある蝶の図鑑によればツマグロヒョウモンのメスらしい、その名前は、漢字で「褄黒豹紋」となり羽の褄(ツマ)が黒く豹柄(ヒョウ柄)の紋様をもつことに由来するそうだ。

 ところで、似た光景を以前見たような。調べてみたら2013年10月23日に「秋蝶」として書いていて、そのときの蝶も石の上にとまっていた。温石という言葉があるが、蝶も石で温まりたいのだろうか。

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2020/09/20

秋彼岸百日紅

 

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2020/09/16

秋雨百日紅

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2020/09/02

秋のきざし

 連日の35度近くの猛暑に体がすっかり慣れたようで、最高気温が30度に届かないだけで少し涼しく感じた。

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 山は100メートル上ると気温は0.6度下がると言われるが、仮に気温がいつもより6度下がったとすればそれは1000メートルの山に登ったのに等しい。たとえば軽井沢駅は標高が940mだから、東京から軽井沢へ移動したとき感じる涼しさだろうか。

 久しぶりに冷房をつけず網戸ですごした日の夜、窓を閉めるとき気づいた、虫の声である。どこで鳴いているかは分からないが、秋の虫の声だろう。

 その鳴き声を収録するため動画を撮ってみた、画像は真っ暗だが小さく虫の声が記録されている。音で知る秋のきざしだ。

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2020/08/30

危険な暑さの夏

 木曜日、朝からモクモクと広がった雲は、夏の強い陽射しを受けて白く輝き。天気予報は、大気不安定による突然の雷雨の可能性を伝えていた。

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 気象サイトで雨雲の状況を見たら、我が家の東10㎞ぐらいの所に直径2㎞ぐらいの小さな雨雲の塊。この雨雲が西へ移動すれば、30分後この付近に雨が降りそうだが、どうだろうか。小さな雨雲は突然湧くが、その逆にあっというまに消えてしまうこともあり予測が難しい。

 30分後に雨。しっかり降れば少し涼しくなるかと期待したが、雨が降ったのは10分間ほど、強い陽射しにまったく効果がなくかえって蒸し暑さが増した。ゲリラ豪雨は困るが、涼しさをもたらす雨が待ち遠しい。

 それにしても「危険な暑さ」という言葉に納得してしまうほどの猛暑が続いている。今朝も防災無線が、「熱中症警戒アラート」を伝えている。

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2020/08/23

猛暑のなか芙蓉を見る

 強い陽射しを避けるため日陰を選んで道を右へ左へ歩いていたら、少し目が回ったような。

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 もしかして熱中症かと思いながらベンチで一休みしたらすぐに回復。天気予報で危険なほどの暑さという表現を聞くことがあるが、そうかもしれないと思ってしまう。

 帰り道はゆっくり歩くことに、途中、小さな庭園に立ち寄り休憩。ぐるっと見渡したら庭隅の木陰にうずくまる人影、もしかして体調が悪いのかと心配しながらよく見たら、樹木の地面近くの枝を手入れしている人だった。無事でなによりである。

 視線を近くの植え込みに戻したら、木陰の中に白い芙蓉の花が一輪だけ咲いていることに気づいた。芙蓉の花の寿命は短く、朝に開き夕方には萎んでしまう一日花。花びらは薄い紙のようにとても繊細に見えるが、木陰とはいえ猛暑に負けずしっかり咲いている。見かけによらず逞しい花のようだ。

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