地面から上に伸びるパイプが途中で切断されそのままに、その中に小さな壺庭ができていた。
コケに覆われた丸い庭の中に小さな葉をもつ草が育っている。右側に張り出しているのはカタバミだろう、上下に広がる小さな葉をもつものは何だろうか?
いずれにしろ、これらの草は直径が缶ビールぐらいの狭い場所で生きている、しかもそこは地上から30cmも離れているのだ。ちょっと大げさだが、これを天空の庭と名付けたい。
投稿者 じんた堂 時刻 11:22 壺庭 | 固定リンク Tweet
地元の私鉄駅横に小さな駐車場がある。その前を通ったとき背後からクルマがきたので隣の狭いスペースに退避したら、小さな壺庭を見つけた。
たぶん駐車場の看板などを撤去するとき、それを支えていた鉄製四角柱を地面ギリギリの位置で切断したのだろう。地面に残された四角柱の中に土がたまり、そこに草が育っている。
四角形の外縁はコケで覆われ、紅いギザギザな葉を広げ黄色い花をもつ草は、たぶんノゲシだろう。さらに隅に白い石があり、小さいながらも苔と石と草花が揃った完全な庭である。
投稿者 じんた堂 時刻 10:46 壺庭 | 固定リンク Tweet
坪庭(壺庭)は、建物の奥に設けられた小さな空間に草木や石を配置し庭としたものだそうだが、路上で見かける小さな穴や缶の中に植物が育っているものも壺庭と呼ばれている。これは建築系での用法とは違うが、路上観察系の言葉として目にすることがある。下の写真は、以前も紹介したビルと道路の境界を示すポールが外されたあとの丸穴に出来た壺庭。
ところで上の写真に四角い金具のようなものが写っているが、最近この正体を知った。じつはこれは穴を覆う開閉式フタを止める金具の一部。下の写真のように穴はすっかり塞がれていたはずだが、そのフタが失われて出来たのが上に載せた写真の円形庭園だ。
投稿者 じんた堂 時刻 20:43 壺庭 | 固定リンク Tweet
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